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【療育】療育施設の探し方!

自分の子どもが療育施設に通わないといけないなんて…。
受給者証や療育手帳の認定を受けてショックも大きいと思います。
今までそんなことも考えていなかったのに、その中で施設を探すというのも気持ちがついてこなくてほんとに難しいですよね。
自分が探したときの失敗から、こんな事を知っておきたかったと思うことや、こうした方がよかったと思うことをまとめました。

施設による違い

施設に応じて対応可能な年齢や得意分野(言語療法や運動療法など)が違ったり、療育内容や療育時間が違ったりします。
子どもの年齢や障害の状況や療育内容によって、児童発達支援事業所に通うのか、放課後等デイサービスに通うのか、その他の発達支援施設へ通うのか考えます。

オススメの探し方3選

①市役所や区役所の子ども相談センターに相談してオススメ施設を教えてもらう

一番のオススメは市役所や区役所に連絡して、相談員さんに相談することです。
子どもの状態に応じて、施設の特徴などを見比べてオススメの施設を紹介してくれます。
担当区内の療育施設の情報も豊富で、資料がファイリングされていたり、住んでいる場所などから通える範囲の施設を紹介してもらえます。その施設の得意分野(言語療法や運動療法など)、療育時間などの情報もわかる範囲で紹介してもらえ、施設の込み具合なんかも教えてもらえます。

②リタリコ発達ナビで近くの施設を検索してみる

インターネットで検索してみる方法として、リタリコ発達ナビという情報サイトが参考になります。細かな支援プログラムに応じての検索ができたり、施設の写真付きの紹介が乗っていたり、施設によっては日々のプログラムなどを載せているので参考になります。
ただし、登録されていない施設も多いので参考程度と考えるのが良いと思います。

全国の発達支援施設検索【LITALICO発達ナビ】
発達が気になるお子さんが利用できる、全国の児童発達支援・放課後等デイサービス・その他発達支援施設を探すことができます。

③GoogleMapで「療育施設」や「放課後デイ」と検索してみる

リタリコ療育ナビに登録していない施設でも、GoogleMapでは表示されることも多いです。施設の情報にはホームページやインスタのリンクが貼ってあったりもしますし、最低でも電話番号はあることが多いです。

見学予約をしよう!

電話で見学や体験予約をしましょう。
できるだけ多くの施設を見ることで、自分にも経験値がつき、判断基準が出来上がっていきます。

自分が考える選択基準!おさえといた方がいいポイント6選!

①子どものフィーリングと合っているか

子ども自身の状況や、子どもの性格と合っているか考えました。
教えてくれる先生の感じや、見学や体験予約時に子どもが楽しんでいるかなどを確認しました。

②親のフィーリングと合っているか

通わせる時間帯に無理はないか。
自分と先生の感覚が合うか、親身になって話を聞いてくれるか確認しました。
通わせるようになってからは、療育内容に満足しているか、療育内容に定期的な見直しはあるか、子どもの現状の説明はあるかなどを見ています。

③幼稚園や保育所、自宅から近いか(通わせやすいか)

毎週や毎日通わせるとなると、通わせやすさはかなりネックになります。
一回二回ならともかく、雨の日も風の日も猛暑の日も雪の日も通わせることになりますので、癇癪などでただでさえ手がかかる子どもを連れて長距離を通うのは実はかなりキツイです。
通わせやすい施設を選ぶようにしましょう。

④幼稚園や保育所と併用可能か

幼稚園や保育所を休ませて朝から通わせる方も多いです。
一週間毎日通う幼稚園や保育所を苦痛と感じる子どももいますので、その休憩として週に一度、幼稚園や保育所をお休みして療育に通わせたりしている方もいらっしゃいます。
でも、幼稚園や保育所も楽しそうだし休ませたくないと思う親も多いでしょう。
その場合、土日の利用が可能か、平日なら幼稚園や保育所の終わる時間に合わせて療育をしてくれる施設かなどを選ばなくてはなりません。そういった時間帯に療育してくれるのか質問しましょう。

小さい子どもはまだ体力がそこまでありません!
幼稚園や保育所で体力を使い、そのあと週に何度も療育で数時間となると体力的に難しい場合があります。子どもの体力や体調を見ながら週に一度から始めるのが良いと思います。

⑤固定で利用可能か

毎週固定の曜日・時間帯で利用可能か質問しましょう。
常にキャンセル待ちなどの場合は子どもも親もなかなかペースがつかめず、期間が開いてしまうと療育内容も忘れてしまったりといいことがありません。
固定ができない場合は、固定の予約が取れる可能性はあるのか、いつぐらいになれば固定の予約が取れそうかなどを確認しましょう。

⑥一か所に絞れない場合は絞らない

実は一か所に限定する必要はありません。受給者証の利用日数内であれば、複数施設でも問題ありません。
固定で通える施設と不定期の施設(固定を狙っている施設)などの組み合わせや、言語療法施設と運動療法施設の組み合わせなど、無理のない範囲で組み合わせて利用しましょう。
それぞれの施設には登録している施設を申し出る必要がありますが、複数施設を利用されている方も多い印象です。

⑦長期休暇の場合に追加利用ができるか

受給者証申請時に利用日数を決めるのですが、週5日までなら特に理由が必要なく認められます。回数以下の場合は特に問題ありませんので多めに申請しておくのがオススメです。
夏休みなどの長期休暇時に回数を増やすなどの対応ができれば、家だけでみなければいけない親の負担も子どものストレスも少しは緩和できるかもしれません。
朝から預けることができ、お昼を食べさせてくれて夕方迎えに行けばいいような幼稚園や保育所のような預け方をできる施設もあります。そういった施設も考慮に入れても良い場合もあります。

通わせるようになってから

まず、子どもと合わなければ施設を変えることも考えましょう。
とりあえずで選んでしまうと、毎回の送迎の大変さや先生との感覚が合わないストレスが溜まっていくこともあります。
施設によっては子どもだけ預けることができず、療育中ずっと親が見学していなければならない施設もあります。
反対に、幼稚園や保育所などにお迎えに行ってくれる送迎付きの施設や朝から預けることができ、お昼を食べさせてくれて夕方迎えに行けばいいような幼稚園や保育所のような預け方をできる施設もあります。
疑問を感じたり、生活と合わないと感じるなら別の施設へ見学へ行くことを進めます。

一か所に決めなくてもいいんです。
受給者証の通所日数の制限内であれば、複数の療育施設へ通わせても問題ありません。

子どもと親、両方が合う施設を探しましょう。
住んでいる地域や環境によっては妥協も必要になるかもしれません。
特に人気の施設は常に予約がいっぱいで、固定で通わせるのは困難だったりします。
そんなときは不定期でもいいのでその施設を利用して固定にしたい意思を伝えておけば、空いたタイミングで施設側からどうですか?と聞いてくれることもあります。

施設が新設されるときや、
年末年始から3月にかけては施設を変えるチャンスです!
年齢的に3月末で施設を卒業される子どもがいますので、施設側も空いた固定枠を埋めたいと思うからです。

障害をもつ子どもの親のストレスは半端ないです。
今のこと未来のこと。可愛いだけれど、ずーっと一緒にいるストレス。
癇癪や意思の疎通がうまくいかないむず痒さ。
何をしようにも基本的に思いどおりはいきません。

自分が悪いわけじゃないのに自分を責めてしまう。

こういったことに力になってくれる施設があります。
うまく付き合っていくコツなど教えてくれたり、親と子どもお互いに少し離れてみることでわかることもあります。
なかなか心は落ち着かないかもしれませんが、参考にしていただけると幸いです。

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