マーケティング
マーケティングの基本
マーケティングで重要なことは、顧客の思考に立つことです。
ブログでは、読者ファースト。
読者の視点に立ち、より良い記事を作成しましょう。
マーケティング戦略
基本的なマーケティングの戦略は3つです。
認知とブランド
自分のサービス(ブログ)を知ってもらい、好きになってもらうこと。
サービス
売り物をちゃんと棚に並べておくこと。
そして、欲しいと思ったときに手に取れる場所に置いておくこと。
体験
より良いサービスを提供して、良い体験をしてもらう事。
具体的なマーケティング戦略
認知やブランド、サービス、体験と簡単に言っても、どれも簡単なことではありません。
具体的な戦略を考える前に、同じようなサービスを提供しているブログやWebサイトを徹底的に調べましょう。
このようなブログを書きたいと思うような見本でもいいです。
ライバル(相手)を見つけて、戦略を練りましょう。
孫氏
解説
1 | 始計 | 戦いは開始前が大切 戦いは大切な資源を使う 本当に戦いが必要なのか慎重に検討しなければならない 道(道理・理由)・天(タイミング)・地(場所)・将(人)・法(軍事力)の5つの条件が整っているか |
2 | 作戦 | 短期決戦で決着をつける 長期になると消耗戦になり体力がない方が負ける |
3 | 謀攻 | 理想は戦わずに勝つ 相手を知って自分を知って、無用な戦いをしなければ負けはしない |
4 | 軍形 | 守りを固めて待つ タイミングを待って崩れる隙をつく |
5 | 兵勢 | 個人よりチームで戦う 敵の味方を減らせないか |
6 | 虚実 | 主導権を握り、敵の弱点をつく |
7 | 軍争 | 動くときは一瞬で動く やり過ぎるな、とどめを刺すな、できるなら味方につけろ |
8 | 九変 | 臨機応変に対応 |
9 | 行軍 | 敵を観察し戦略を考る |
10 | 地形 | 最適な場所を選ぶ |
11 | 九地 | 敵同士でも危機になれば手を貸しあう |
12 | 火攻 | 怒りによって行動しない、利があれば行動し、不利であれば撤退する |
13 | 用間 | スパイを使って敵を知る 競合調査をしっかりする |
孫氏のまとめ
誰をどのように幸せにするためにブログを書いているのか明確な理由を理解し、そのために記事を書こう。
そして同じようなカテゴリーで戦わなければならないサイト(相手)を見つけ、情報収集しよう。
- 戦わなくて済む相手なのか、勝てる相手なのか考えよう
- 負ける相手とは戦わないようにしよう
- 相手を観察し、弱点はないか戦略はないか考えよう
- 短期決戦で戦えるか考えよう
- ともに歩む味方になる道はないか考えよう
- 不利であれば撤退しよう
ランチェスター戦略
ランチェスター戦略とは
強者の立場からと弱者の立場からの戦い方を説いた戦略論
解説
強者の戦い方 | 広域戦 | 大きな範囲で戦う |
確率戦 | 同時に複数の相手に向けて確率の高い攻撃を行う | |
遠隔戦 | 離れた顧客も獲得できる仕組むを作る | |
包囲攻撃 | 持てる武器を総動員して、圧倒的な物量で迎え撃つ | |
誘導戦 | 惑わせられないように都合のいいように導く | |
弱者の戦い方 | 局地戦 | 範囲を絞る |
接近戦 | 相手との距離を縮め近くで戦う | |
一騎打ち | 一対一に持ち込む | |
一点突破 | 絞った範囲に資源を投じる | |
奇襲攻撃 | 思いもよらない視点から攻撃する |
注意すべき点
- 値下げなど簡単に真似できる差別化は行わない
- 顧客の望まない差別化はしない
- いくつかの差別化を組み合わせる
- 他業種にヒントがないか調べる
- 理念を持つ
ランチェスター戦略のまとめ
弱者の戦略はどうしても限られる。
- 範囲を絞ろう(特化ブログ)
- 絞った範囲に資源(作業時間)を投入しよう
- SNSなどを活用して一対一の接客を心がけよう
- 顧客の求める差別化を考えよう
グレン・スターズの金言
解説
「覆面ビリオネア」のなかで、グレン・スターズなりのビジネスの原則が11個紹介される。
1 | 買い手を見つけて相手のニーズに合わせる | 商品を作ってお客さんに勝ってもらうのではなく、 お客さんの希望から商品を作る。 |
2 | 取るに足らない仕事などない | どのような仕事にも真剣に取り組む。 |
3 | 材を雇う決め手は「人柄」 | 雇う決め手は仕事ができるかどうかではなく、考え方が合うかどうか。 |
4 | 自信を植え付けよ | ちゃんと自分ができると思っているか。 |
5 | 個々のやる気の出させ方を知る | 自分がどのようにやる気を出しているか知る。 |
6 | ライバルを収入源にする | 競合を味方にできないか、 少なくとも足の引っ張り合いはしないようにする。 |
7 | 「NO」からビジネスは始まる | 「NO」の理由を考えて、「NO」からチャンスを見つけ出す。 |
8 | 自分より優秀な人材を探す | 自分自身も優れた専門性を持つ。 |
9 | 自分へのお膳立ては自分でする | 待っていてはいけない、自分で取りに行く。 |
10 | トラブルが起きても動揺しない | トラブルに対して動揺せず、腹を立てず、冷静さを失わない。そして今できること、今すべきことに集中する。 |
11 | 誰よりも痛みに耐えよ | 成功は痛みに耐えたものが得られる。 |
グレン・スターズの金言のまとめ
ブログに活用できる部分としては、
- 買い手を見つけてからサービスを作る
- 自分ができると自信を持つ
- 自分のやる気の出し方を知る
- 競合を味方にできないか考える
- 「NO」と言われても諦めない
- 優れた専門性を身に着ける
- 痛みに耐えて今できることをする
まとめ:読者ファーストと戦略
どんな時も読者ファースト。
同じような競合を調べつくそう。競合が強すぎるなら参入しないのもまた戦略です。
相手にもし弱点があると思うなら、その弱点を埋めることで味方になれないか考えましょう。
そして範囲を絞って作業時間を投入します。
SNSなどを活用して大手ではできないような一対一の接客を心がけます。
顧客と対話しながら差別化する方法を模索します。
どうしても不利であれば撤退も考えます。
どれも当たり前のことに見えて、ひとつひとつ奥が深い内容です。
全てを活かすことは難しいです。
初めのうちからそういった戦略を練っておくことで、ブログの目的や目標がぶれません。
こういったことを学んだうえで、サイトを見ると見え方も変わってくるはずです。
最初は難しいと思いますが、意識しておくことで経験値となっていきます。
マーケティングを活かしてブログを運営していきましょう。
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